【宿泊記ブログ】カヌチャベイホテル&ヴィラズ(ジャスミン)|3歳娘と沖縄旅行(2024−7)

沖縄ホテル宿泊記
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こんにちは!
沖縄が好きすぎて、20歳の頃から毎年欠かさず沖縄詣している4n5(シンゴー)です。
それから15年以上が経ち、今では妻と3歳の娘もいます。
しかし、娘が0歳の頃から変わらず沖縄を楽しんでいます。

とは言え、子連れとなるとホテル選びの基準も変わってくるもの。
大人の感覚で選んで子供がグズってしまったり、逆に子供に合わせすぎて大人がリラックスできなかったりすることもあります。
実際、僕も娘が0歳の時の沖縄旅行では大失敗し、早く帰りたくなってしまいました。
そこで、当ブログでは子連れファミリーの目線実体験に基づいて記事を書いています。

  • 「子連れでも気を遣わない?」
  • 「逆に大人がストレスを感じない?」
  • 「他のホテルと何が違うの?」
  • 「どの部屋を選べばいいの?」
  • 「気をつけることはある?」
  • 「近くに何があるの?」

など、宿泊前に気になるポイントを解説していきます。
では、2024年7月に2泊した「カヌチャベイホテル&ヴィラズ」についてご紹介していきます。
※2013年にも3泊していました。

評価概要

どんな人におすすめ?

「とにかく海とプールでしょ!な子連れファミリー」にオススメのコスパ◎なホテルです!
理由は「ビーチへのアクセスの良さと子連れで満たすべき4要素を備えた客室」です。
客室は「ジャスミン」がおすすめです。

【子連れで満たすべき客室4要素】
-土足でない
-寝室が分かれている
-広い(40㎡以上が望ましい)
-風呂トイレが別or大浴場あり

沖縄で楽しむことと言えば、「海にプール」というご家族も多いのではないでしょうか?
一方で、意外と子連れでの海とプールってちょっと大変ではないですか?
例えば以下のようなポイントです。

  • ホテルからビーチまでは距離があり、簡単に行き来できない
  • プライベートビーチと子連れで満たすべき4要素を備えた客室、いずれもあるホテルは珍しい
  • あったとしても超高価

もちろんお金に糸目をつけなければ、上記すべて解決は容易です。
西海岸沿いに建つホテルのスイートクラスの客室にすればよいでしょう。
ただ、海やプールを楽しむご家族は、夏場のハイシーズンに行くことが多いのではないでしょうか?
であれば、1泊10万を超える覚悟が必要になってきます。
その金額であれば、もう1泊2泊滞在を伸ばした方が家族全員幸せではないかなと思います。

その点、カヌチャベイホテル&ヴィラズであればすべて解決です。
プライベートビーチがあり、しかもプールも併設しているので行き来が簡単
また、全客室50㎡以上です。
それでいて、2~3万円台(1泊2名+添い寝の子供での利用時)と手頃な価格です。

なぜこんなに条件がいいのに安いのか?
それは立地が理由です。
実は周りに何もありません
観光スポットは当然のことながら、飲食店も車で30分の移動が必要です。
ホテルを起点にあちこち移動を考えていらっしゃるご家族には全くおすすめできません

逆にとにかくプールと海を存分に楽しみたい!というご家族にはうってつけです。
上記に少しでも当てはまる方は、これ以降の宿泊記を読んでご検討ください。
では詳細に入ります。

どこがおすすめポイント?注意すべきポイントは?

子連れで宿泊する際に大きく影響する点ついて、良し悪しをコメント付きで紹介します。
皆さんがこだわられる点を確認いただき、良さそうであればそれに続くホテルの詳細もご覧ください。

客室

※「ジャスミン」について
◎子連れで満たすべき以下4要素全てを満たしている
 -土足でない
 -寝室が分かれている
 -広い(40㎡以上が望ましい)
 -風呂トイレが別or大浴場あり
◯洗面所が寝室と対角線上にあり、音を心配しすぎず済む
◯棟のほとんどの客室がオーナー専用で稼働していないため、とても静か
◯目の前の駐車場まで車を持って来れる
△若干古く、床やドアを閉めたりする際きしむ
△虫がいる

ホテル施設

◎とにかく広大でホテル内だけで楽しめる
 -カートを借りたり、ホテル内バスを利用すれば移動が大変ということもない
◯ビーチに加え、屋外プールが2つあり混雑を避けて楽しめる
◯ビーチとプールの行き来が楽
◯ホテル内移動用のカートが楽しい
△海が濁っており、見た目にきれいではない
△空港からはやや遠い
×近隣に何もなく、出かけるのに時間がかかる

食事

◎繁忙期でもさほど待つことなく入れる
◯メニューがたくさんあり、連泊でも飽きない
◯朝遅くなっても対応してくれるレストランがある

ホスピタリティ

◯過不足ない対応で、不満は感じず
△チェックイン時のオペレーションが定まっていないのか、受付場所が二転三転したり謎に車内で待たされる時間があった

料金

◎客室タイプがたくさんあるので、ニーズと予算の調整がしやすい
◯セールでいきなりすごく安くなる時がある
-実際部屋のランクを上げて予約を取り直したが(マグノリア→ジャスミン)、1万円以上安くなった
△直前になると空きがあってもレンタカー付などの高額プランのみになったりする

ホテル概要

運営

株式会社カヌチャベイリゾート運営で、このホテルの運営専業の会社です。
オーナーは燃料を主とするグループ会社を県内で経営しているため、地元資本の会社ということになります。

グループ会社含めホテルはここ一つです。
敷地面積が80万坪(ホテル内を一周ジョギングすると3.5kmほどありました)と広大なので、一つでも十分な規模ですね。

特色

カヌチャベイホテル&ヴィラズホームページより

「街」と書かれているように、とかく広大な敷地内に、様々なニーズに応える施設が点在していることが特徴です。
実際特徴の異なる8つの宿泊棟があり、19の客室タイプがあります。

元々この敷地で、リゾート街を作るという計画があったようです。
複数事業者によって複数のホテルが建設され、2500ほどの客室ができる予定でした。
実際、上下水道や電気などのインフラは2500ルーム分が整備されています。
バブルが弾けた影響で次々と事業者が撤退し、現客室数は450程度(オーナー専用で、ホテルとして貸し出していない客室を含む)。
満室だとしても、想定の1/5の人数で利用できるのだから贅沢ですよね。

4n5
4n5

「カヌチャ」の由来は「かーぬしちゃぬはま」という言葉だそうです。
「かーぬしちゃぬはま」は沖縄方言で「川の下の浜」という意味です。
今の「カヌチャビーチ(浜)」は、ホテルの敷地内を流れる川の川下にあります。
そのため、当時この浜は「かーぬしちゃぬはま(川の下の浜)」と呼ばれていたみたいですね。

立地

空港からの距離は80km弱で、1時間半ほどです。
住所としては、リッツカールトン沖縄などと同じ名護市。
ただ、多くのホテルが立地する西海岸ではなく、反対側の東海岸にあります。
そのため、東海岸側のホテルへ行く際に降りる沖縄自動車道の許田ICではなく、宜野座ICで降ります。
以降20kmほど一般道を走ることになりますが、西海岸は交通量が多くないので比較的スムーズに進みます。

沖縄本島北部の西海岸は、本当に何もないです。
コンビニこそ車で10分弱の距離にローソンがありますが、飲食店などは見つけることが難しいです。
東海岸まで行く必要がありますが、30分程度かかるので、運転が苦手な方は注意が必要です。

棟・客室

カヌチャベイホテル&ヴィラズのマップ

先述した通り、8つの宿泊棟に合計19の客室があります。

子連れ家族におすすめの棟・客室は?

子連れファミリーには「ジャスミン」を強くおすすめします。
理由としては、以下の子連れで満たすべき4要素全てを満たしているためです。
 -土足でない
 -寝室が分かれている
 -広い(40㎡以上が望ましい)
 -風呂トイレが別or大浴場あり

ちなみに「土足でない」と「広い」「風呂トイレが別」は全ての客室が満たしています
一方で、「寝室が別」は「ロイヤルスイート」と「ニューコテージ」、「ジャスミン」のみです。
ロイヤルスイートは高額、ニューコテージは普通に予約が取れないので、実質的に全要素を満たすのは「ジャスミン」だけとなります。

敷地の端にあるため、各所へのアクセスは相対的に良くないです。
ただ、ほとんどのプランにカートが無料で付帯するので、全く問題ありません。

棟・客室の種類

棟と客室一覧

それぞれの棟の立地と特徴、棟内の客室をご紹介します。
以下お読みになり、重視するポイントに合わせてお選びください。

ジャスミン棟
立地

今回宿泊したジャスミン棟です。
ホテル敷地の角、北西に立地しています。
ただ、メインストリートにすぐに入れることから、意外に主要箇所へのアクセスは悪くなかったです。
また、ほとんどの予約プランでカートが付帯するので、移動に困ることはありませんでした。

特徴

棟のほとんどの客室がオーナー専用でホテルとして利用していないため、大変静かな環境でした。
他の棟とは客室の窓の向きが違いますが、大浦湾を望めるオーシャンビューです。

また、コインランドリーが棟内に設置されています。

客室

客室はジャスミンのみです。

【ジャスミン】
フロア階層:1~3F
定員:2~6名
広さ:82㎡

子連れファミリーにはこちらが断トツのおすすめです。

寝室が完全に分かれており、和室スペースまであります。
82㎡ととにかく広く、スーツケースを2つ床の上に広げても、全く邪魔にならずゆったりと過ごすことができました。
和室の押し入れには布団がありました。
定員は6名なので、3世代などでも滞在できます。

滞在したのは3Fの1309号室でしたが、オーシャンビューでした(詳しくは後述します)。
駐車場と同じ高さの階が3Fで、それ以下のフロアは駐車場より低い位置になります。
2Fより下はおそらくオーシャンビューではなくなるかと思われます。
ただ、全9室のうち半分以上の5室が3Fなので、ハイフロアになる確率はそこそこ高いです。

ジャスミン棟については、ホテル詳細の「客室」で詳しく取り上げます。

ノースウィング棟
立地

全棟の中央付近にあります。
そのため、どこへ行くのにもアクセスが良いです。
特にレストラン棟やカーデンプールは目の前です。

特徴

唯一複数の客室タイプがある棟。
団体客も入るため、やや賑やかな棟というイメージです。
棟の低フロアは前の建物に遮られるため、オーシャンビューでないので注意が必要です。

客室

全部で7種類の客室があります。
順にご紹介します。

【スタンダードツイン】
フロア階層:1~2F
定員:2~4名
広さ:52㎡

ベースとなる客室です。
2Fであればオーシャンビューの客室もありますが、1Fでは見えません。
最も安価なので、価格重視の方におすすめです。

【デラックスツイン】
フロア階層:1F
定員:2~6名
広さ:65㎡

スタンダードツインと比較して以下のような特徴があります。
・少し広い
・そのスペースにデイベッドが設置されている
・定員が6名まで
全室1Fなので、基本的に海は見えません。
価格重視&5名以上の方におすすめです。

【エグゼクティブツイン】
フロア階層:2F
定員:2~4名
広さ:65㎡

デラックスツインとほぼ同じですが、以下の違いがあります。
・2F
・天蓋付きベッド
オーシャンビューかどうかはどの客室かによりけりです。
デラックスツインと大差ないので、価格が高くなる場合は選ぶ理由は薄くなります。

【デラックスファミリー】
フロア階層:3F
定員:2~6名
広さ:66㎡

先ほどまでの客室より少しランクアップし、以下のような特徴があります。
・3F
・バルコニーにジェットバス
・和室スペースがある
棟内ではハイフロアになるので、オーシャンビューです。
和室スペースがありますが、仕切れるわけではありません。
「ジャスミン」と同ランクですが、ジャスミンの方が広い上に寝室が別なので、子連れファミリーにはそちらの方がおすすめです。

【カヌチャジュニアスイート】
フロア階層:3~4F
定員:2~3名
広さ:52㎡

ベース客室のスタンダードツインのハイフロア版です。
以下の違いがあります。
・家具類のグレードが高い
・3~4Fと棟内ではハイフロアなので、オーシャンビュー
・カウンターテーブル付きのデイベッドが設置されている
・バルコニーにジェットバス
・天蓋ベッド
定員が3名なので、お子さんが一人&客室の高級感重視の方におすすめです。

【カヌチャスイート】
フロア階層:4F
定員:2~3名
広さ:65㎡

エグゼクティブツインのハイフロア版です。
以下の違いがります。
プレミアムサービスが付帯
・家具類のグレードが高い
・4Fと棟の最上階なので、オーシャンビュー
・カウンターテーブル付きのデイベッドが設置されている
・バルコニーにジェットバス
「スイート」は本来ベッドスペースとリビングスペースが区切られている客室を指します。
その定義に沿うと、この客室はスイートではない気がします…。
こちらも定員が3名なので、お子さんが一人&客室の高級感重視&プレミアムサービスを求める方におすすめです。

【ロイヤルスイート】
フロア階層:4F
定員:2名
広さ:130㎡

一般的にイメージされるスイートルームです。
アビアンビーチリゾートの2F客室と並んで、カヌチャの最高グレードの客室です。
当然、プレミアムサービスが付帯します。
定員が2名なので、そもそも子連れファミリーは対象外になることが多いでしょう。

アゼリア棟
立地

メインストリート沿い、ホテルフロントやゴルフフロント付近にあります。
アゼリア棟からビーチに向かっては崖のようになっており、その中腹にはオーキッド棟があります。
下り切るとビーチという位置。

特徴

崖のてっぺんで遮るものがないため、全室オーシャンビューです。
「オーキッド棟」との違いは以下二点です。
・より高台にあり、高い位置から大浦湾を望める
・各所へアクセスがしやすい
※オーキッドはカートでの移動時、メインストリートから外れた道を必ず通る必要あり

客室

客室はアゼリアスイートのみです。

【アゼリアスイート】
フロア階層:1~3F
定員:2~4名
広さ:53㎡

先述した通り、崖のてっぺんにあるため、どのフロアでもオーシャンビューです。
調度品はスイート仕様ですが、53㎡とカヌチャ内では広くありません。
立地の良さとオーシャンビュー重視であればおすすめです。

オーキッド棟
立地

メインストリートからビーチに向かう道沿いに立地。
ビーチやビーチサイドプールへのアクセスは抜群です。

特徴

崖の中腹にあるため、全室オーシャンビューです。
アビアンビートイサイドコテージ棟を除いて、最もビーチに近い棟です。

また、コインランドリーが棟内に設置されています。

客室

客室はオーキッドのみです。

【オーキッド】
フロア階層:1~4F
定員:2~4名
広さ:50㎡

カヌチャ内で最も狭い部屋です。
ただ、コネクティング(2部屋を繋げる)できる部屋があります。
3世代や複数ファミリーでの利用に向いています。
とにかくビーチの近くが良い!という方におすすめです。

パームタワーズ棟
立地

ホテルの最も北側(ビーチと反対側)にあります。

特徴

カヌチャ唯一の高層棟で、8Fまであります。
そのため、ハイフロアからはホテル周辺を一望できます。
宿泊棟以外の棟がないため、人通りが少なく落ち着いたエリアです。

客室

客室は「パームタワーズ」と「パームエグゼクティブツイン」がありますが、客室は全く同じです。
フロアの違いだけ
なので実質1種類です。

【パームタワーズ】
フロア階層:1~6F
定員:2~4名
広さ:66㎡

【パームエグゼクティブツイン】
フロア階層:7~8F
定員:2~4名
広さ:66㎡

どうしても高層階からのビューがほしいという方にはいいかと思います。
ただ、「パームタワーズ」だと1~6Fまでと振れ幅が大きくなるので、確実にハイフロアにするには「パームエグゼクティブツイン」の予約が必要です。
「パームエグゼクティブツイン」はカヌチャ内で2番目のグレードなので、高額です。
この価格を出すなら、他にも眺望の良いホテルはたくさんあるので、そちらも視野に入れて検討いただく方が良いかなと思います。
なお、どちらの客室もプレミアムサービスが付帯します。

アビアンビーチサイドコテージ棟
立地

ホテルの最も南(海)側、ビーチに向かう坂道の中腹にあります。

特徴

たった4室のみの最高級客室が入っています。
宿泊者専用のプールがあり、プライベート感が強い棟です。

客室

1F、2Fそれぞれに2部屋づつありますが、2Fの方が広くランクも高いです。
いずれの客室にもプレミアムサービスが付帯します。

【1F-A】
フロア階層:1F
定員:2名
広さ:61㎡

この棟では最もベーシックな客室です。
カヌチャスイートにプライベート感を加えたものといって差し支えないかと思います。
定員が2名なので、子連れファミリーは対象外です。

【1F-B】
フロア階層:1F
定員:2名
広さ:69㎡

こちらも客室そのものはカヌチャスイート、同じ棟の1F-Aとさほど変わりません。
ただ、L字バルコニーになっていることで、印象が大きく違います。
二面採光で全面海、しかも遮るものがないというのは非常に贅沢です。
こちらも定員が2名なので子連れファミリーは対象外ですが、1Fならこちらの方が満足度が高いでしょう。

【2F-A】
フロア階層:2F
定員:2~4名
広さ:97㎡

1Fと比較するとぐっと広くなり、100㎡近くなります。
定員も4名までとファミリーも対象になりますが、最安値でも1泊10万円前後と高額です。
北欧スタイルと、バーカウンターが特徴です。
なお、寝室が部室となっているように見えますが、扉などがあるわけでなく開かれた空間であることは要注意です。

【2F-B】
フロア階層:2F
定員:2~4名
広さ:102㎡

100㎡越えです。
こちらはアジアンリゾートスタイルです。
バルコニーはL字型っぽいのですが、サイドと正面のバルコニーは分かれていて行き来はできません。
それでも採光が二面になることで、2F-Aとは印象が大きく違います。

マグノリア棟
立地

パームタワーズ棟と並んで、最も北に位置しています。

特徴

センターエリアから離れているので、落ち着いたエリアです。
一方で、棟内にはアミューズメントラウンジやワーケーション施設などが入っており多機能です。

低フロアはオーシャンビューではありません。
また、ドッグフレンドリールームがあるので、苦手な方は要注意です。

コインランドリーが棟内に設置されています。

客室

客室はマグノリアのみです。

【マグノリア】
フロア階層:1~6F
定員:2~4名
広さ:64㎡

全18室中、4F以上は4部屋しかありません。
基本的にオーシャンビューでないと想定しておく方が良さそうです。
部屋は比較的広く、一通りの設備が整っています。
価格重視でかつ、落ち着いた雰囲気が好みであればおすすめです。

ニューコテージ棟
立地

ノースウィング棟の近くにあり、どこへ行くのにもアクセスが良い場所です。

特徴

伝統的な沖縄建築様式で最も沖縄らしいです。
また、コテージなので、一棟一棟が独立しています。

客室

【ニューコテージ】
フロア階層:1F
定員:2~12名
広さ:96㎡

独立した棟が2棟のみあります。
和室が2間と、リビングスペースから構成されています。
定員も12名までと最大なので、大人数かつ一緒の空間にというご家族にはぴったりです。
ただ、通常の予約は受け付けていないのか、お問い合わせベースになりそうです。

その他

マップ上には「サウスウィング」や「ウィステリア」、「プルメリア」といった棟もあります。
サウスウィングは近年客室としては利用しておらず、ブライダルの控え室や託児所となっています。
ウィステリアとプルメリアは宿泊棟ではなく、分譲物件専用の棟です。
企業の福利厚生用の別荘なんかにもなっているようですね。

価格

実際の宿泊時の料金(総額)を参考までに記載しておきます。
宿泊人数:大人2名、添い寝子供1名
客室:ジャスミン
プラン:朝食付、レンタルカート付

2024年7月7(日)~9(火)の2泊:69,680円(34,840円/泊)
80㎡を超える部屋で、食事・カート付であることを考慮すると破格でした。
6/3に一休.comのセレクションセールでジャスミンが大幅に安くなっていたので予約しました。

ちなみに最初は4/25に、マグノリアを約8万円で予約していました。
部屋がグレードアップされて1万円以上安くなっています。
カヌチャはセール時に大幅に安くなるので、予約後も定期的に価格チェックするとお得になることがあります
とは言え安くなるかは空室状況次第なので、一旦早めに予約しておくことをおすすめします。
基本的には早い方が安い傾向にあります。

ホテル詳細

駐車場・エントランス・ロビー・フロント

駐車場

敷地に入ってすぐの、駐車場ゲート。警備員さんにチェックインかの確認をされます。

駐車場は基本的に各棟の前にあります。

宿泊者は一滞在につき1,500円かかります。
ただし、連泊時に清掃スキップに承諾すれば2,000円のホテルクレジットをもらうことができ、この駐車場代にも充てられます。
したがって、駐車場は無料でした。

客室数294に対し、約300台分用意されているので、満車で止められないということはないでしょう。
ジャスミン棟に関しては、先述の通り実際にホテルとして稼働している客室数が少ないこともありガラガラでした。

なお、チェックイン日以降は車で出かける前にフロントでチケットを受け取る必要があります。
そのまま出かけると、ゲートで清算しないといけなくなるので要注意です。

エントランス

ホテルゲート。

ホテル敷地内に入るゲート。
木に囲まれた道を抜けると急に視界がひらけ、リゾート感満載のゲートが突如現れテンションが上がります。

ストリート脇にヤシの並木があり、リゾート感が盛り上がります。

ゲートをまっすぐ400mほど進むと、宇宙船のような現代アートとクラブハウスが見えてきます。

ホテルエントランス。

さらに500mほど進むと、左手にフロントの棟が見えてきます。

車寄せは少し狭く、チェックイン・チェックアウト時には車が溢れていました。

車をエントランスに横付けすると、スタッフの方がチェックインの案内をしてくれました。
当初このまま車でチェックインをする旨伝えられましたが、5分ほど待った後、結局フロントにて行うことになりました。
混み合う時間だったのもあると思いますが、案内なく謎の待ち時間が発生したり対応が変わったりと、ややオペレーションが整っていない印象を受けました。
車はそのままに、中に入ります。

ロビー

早朝のロビー。入り口と反対側は見渡す限りのオーシャンビュー。
非常に景色が良いこともあり、女性二人が何をするでもなく景色を眺めてゆっくりされてました。

エントランスに入ってすぐにロビーがあり、正面は海側で全面窓になっています。
やや高台から望む、空と海以外何も目に入らない景観が、沖縄に来た実感を高めてくれます。

ソファがかなりの数設置されており、混み合っていても座る場所に困ることはなさそうです。

フロント

フロント。

ロビーの大きさに対して、メインのフロントはやや小さい印象です。
そのためか、先述した「車内でのチェックイン」も併用していると思われます。
私たちの家族は、写真手前のテーブル席で手続きしました。

やや表情は硬かったですが、過不足ない説明を丁寧に受けました。
決して感じが悪いとかではなく、緊張している様子でした。
昨今の人手不足で、まだ経験が浅い方だったのかもしれません。
その後「案内のスタッフが来るから待つ」よう言われたのですが、結局「車内で待って」に指示が変わりました。
数分待って、受付をしてくれたスタッフの方が車にキーを持ってきてくれたので、自身で宿泊棟まで移動しました。

客室

先述した通り、ジャスミンに宿泊しました。
とにかく広く、静かな環境で快適でした。
娘は一段高くなっている和室スペースが気に入ったのか、何度も上り下りして楽しんでいました。

玄関

客室前の通路とドア。

カードキータイプの鍵ですが、解除されても音がならないタイプで娘が戸惑っていました。
広いので、隣の客室のドアがだいぶ先にあります。

客室玄関。
客室玄関(部屋側から)。

一人何足持ち込んでも場所に困らないくらい広いです。
入って左側に大きな収納があるため、ベビーカーなども入れられます。

客室玄関から見た客室内。

画像のように、入ってすぐに寝室以外のスペースが目に入る、開けた間取りです。
玄関から見て、正面にトイレ、左側に和室スペースと洗面所・風呂、奥右側に寝室という配置。

リビング

リビング。

家具はかなり大きなものが設置されていますが、それでも十分すぎる広さの動線が確保されています。
テーブルの上にはモバイルチェックイン・アウトの案内が置かれていました。
チェックアウト時に利用しようとしてみましたが、上手くできずフロントに問い合わせました。
回答によると、チェックインをモバイルで行った方のみ利用できるとのことです。

和室スペース。

和室スペースです。
押し入れに布団が入っていました。
シーツ等はなかったので、大人数での予約などの際に都度用意されるようです。

なお、こちらは仕切りなどがあるわけでなく、オープンなスペースです。
お子さんは寝室で寝かせる方がよいでしょう。

バルコニー

バルコニーと眺望(3F)。

滞在したのが3Fだったこともあり、オーシャンビューでした。
十分な奥行きがあり、スコール後でもテーブルや椅子はほぼ濡れていなかったです。
また、柵は子供でも登れそうですが、そもそもあまり高さがないので危険は少ないでしょう。

バルコニーのテーブルセットで昼食。

午前中にプール、午後にビーチという予定だったため、水着のままバルコニーでお昼ご飯を食べました。
着替えず済むし、冷房で体が冷えないので大変便利でした。

キッチン

キッチン。

簡易タイプのキッチンですが、シンクは比較的大きかったです。
キッチン用品などはありません。
冷蔵庫も簡易型で冷凍庫がないため、アイスなどは入れておけません。

寝室

寝室。
寝室の中から見た扉側。

セミダブルのベッドが2台です。
ベッド間に空間はありますが、簡単に移動できるようになっています。
滞在中はくっつけて娘が落ちてしまわないようにしていました。

リビングに続く窓も扉も閉め切れるので、真っ暗な環境を作れます
ただ、二点注意があります。
一点目は扉の立て付けが悪くなっており、割と音が出てしまうことです。
これは部屋によるかもしれません。
二点目は部屋の奥の窓です。
ロールカーテンがあるのですが、遮光でないので、朝は割と明るくなります。
いずれも光や音に敏感なお子さんは要注意です。

当然ですが、こちらの部屋には独立したエアコンが設置されています。
締め切っても個別に温度設定できるため、問題ありません。

奥にはスーツケース置きと、クローゼットがあります。
滞在中はリビングにスーツケースは置いていましたが、寝室のスペースも広かったです。

洗面所

洗面所。

寝室と対角線上の離れた位置にあり、スライド式の扉もあるので閉め切れます。
早朝にランニングするのですが、これだけ離れていると洗面所を使うのに気を遣わず済むので助かりました。
洗面台は2つあります。

右側にお風呂があり、全面窓なので洗面所含めとても明るかったです。
タオルは子供の分も含めて用意されていました。

写真を撮り忘れてしまいましたが、ドライヤーはKOIZUMIでした。
KOIZUMIは大風量ですが、やや音が大きいのが難点です。

風呂

お風呂。

めちゃくちゃ広く、子供と一緒でもスペースを持て余すくらいでした。
古いと思うのですが、掃除が行き届いていて清潔でした。

また、全面窓なのでとても景観が良いです。
ただ、ゴルフ場があるので、開けたまま入るわけにはいかないのですが…。

トイレ

トイレ。

やや旧式感のあるトイレですが、ウォシュレットも付いているし機能的な問題はありません。
また、トレイ内で手を洗えるのは、洗面所が離れている部屋においては便利です。
子供用の便座も無料でレンタルすることができました。

清掃

先述しましたが、選択可能です。
清掃をスキップすると、2,000円のホテルクレジットが得られます。
タオルやお水は玄関前に新しいものを置いてくれるので、スキップする方がお得でしょう。

食事

朝食付きプランを選択しました。
朝食有無のプラン価格差は大人2名で3,000~5,000円程度です。
現地で朝食ビュッフェをつけると、大人1人3,630円(2名で7,260円)。
あらかじめ朝食付きプランにした方が、最低でも2,000円ほどお得です。

カヌチャでは朝食会場が以下2箇所から選べます。
・和食レストラン「神着」(かぬちゃ)
・カジュアルダイニング「パラディ」
いずれも朝食価格は一緒です。
神着は御膳、パラディはビュッフェ形式です。

実はどこにも記載されていないのですが、もう一箇所利用できます。
オープンテラスカフェ「ファミーゴ」です。

神着とパラディは10:00までなのですが、ファミーゴはそれ以降も利用できます。
私たちがそうだったのですが、遊び疲れて娘が朝寝し、朝食に向かうのが9:30を回ってしまいました。
ビュッフェは閉店間際になると品数が減るところが多いですし、何よりスタッフの皆さんに申し訳ないです。
そんなときにファミーゴも利用できるのは大変ありがたかったです。

ただ、ファミーゴは簡易的なレストランなので、で極力「神着」か「パラディ」の利用をおすすめします。
今回は2泊だったので、「パラディ」と「ファミーゴ」を利用しました。
以下にてご紹介します。

パラディ

レストラン棟。

センターエリアのレストラン棟にあります。
近い棟以外の方はカートで移動することになるかと思いますが、目の前に駐めるスペースがあります。

パラディは1F。
レストラン棟の入り口は2Fなので、階段で下におります。

パラディのエントランス。
パラディの店内。

営業時間は7:00~10:00で、予約は不要です。
8:30と一般的には混む時間帯に行きましたが、待ちはなしでした。

品数はかなり多く、連泊でも飽きが来ないよう工夫可能かと思います。
沖縄生マグロや海ぶどうを使った丼が作ることができ、沖縄グルメが楽しめます。

ただ、料理そのものはあまり印象にありません。
記憶に残るような美味しいものはなく、かと言ってマズいわけでは決してありません。
食事を楽しみにできるというレベル感ではないです。

ハンバーガーを作れるコーナー。
サラダコーナー。
沖縄そばコーナー。
パンのコーナー。
こちらもパンのコーナー。
ジャム類。
デザートコーナー。

ブルーシールのアイスが用意されています。
意外なことに、朝食ビュッフェでアイスが提供されているホテルは多くありません。
娘はアイス好きなので、これは嬉しい。

キッズコーナー。
離乳食。

子供用のコーナーも設置されていました。
子供用コーナーを設けている他のホテル同様、唐揚げとか焼きそばとか、一般的に子供が好きそうなメニューが並んでいました。
また、離乳食の用意もされています。

子供用の椅子もありました。
かなりの数用意されているのか、空きがないということはありませんでした。

ファミーゴ

ファミーゴはクラブハウス内にあります。
メインストリートを、ロビー棟を超えて入り口方向に向かったところに立地。
アゼリア棟以外の方はカート移動になると思いますが、駐車場は目の前にあります。


ファミーゴは2F。
クラブハウスに入ると目の前に階段があるので、登るとすぐ左手に見えてきます。

ファミーゴエントランス。
ファミーゴ店内。

営業時間は9:00~15:00。
ただし、木曜日はお休みのようなので、注意が必要です。
待ちはなく、店内にはもう1組いらっしゃるだけでした。

シーフードカレー1,600円。

メニューは軽食中心で、ピザやハンバーグ、スパゲティー、カレー、ハンバーガーなどです。
1,500円~2,000円あたりの価格設定です。
ソフトドリンクは飲み放題でした。
シーフードカレーを注文しましたが、至って普通のカレーで街中のカフェであればとても1,600円は取れないだろうと感じました。

あくまで簡易的なレストランで、パラディと同じコスパは求められないと思った方が良さそうです。

なお、こちらにも子供用の椅子は用意されていました。

その他館内施設

大浴場

カヌチャに大浴場はありません。
厳密にはゴルフ利用者のみ利用できる大浴場があるようですが、宿泊者は使えません。
しかし、客室の風呂がどの部屋でも大きいので、特に問題になることはないでしょう。

プール

2つの屋外プールと、1つの屋内プールがあります。
営業期間は屋外プールが海開き~10月まで。
沖縄の海開きは3月から4月にかけて行われます。
2024年のカヌチャビーチは3/31でした。

屋内プールは通年利用できますが、宿泊者でも利用料が別途かかるので要注意です。
大人1,800円、5~12歳の子供が600円かかります。

今回の滞在では二つの屋外プールを利用したので、ご紹介します。

ビーチサイドプール

名前の通りなのですが、ビーチに併設されています。
ビーチとの行き来が簡単にできるので、子供の気分に合わせて移動することができ便利でした。
そのためか、もう一方のガーデンプールよりも人が多かったです。

メインストリートからオーキッド棟の前を通る脇道に入っていくと坂の下にあります。
プールへの入り口を通り過ぎた先、テニスコートの手前にカートの駐車場があります。

ビーチサイドプールエントランスとベリーカウンター。
ビーチ周辺のマップ。

駐車場から、来た道を戻るとプールへと続くゲートとベリーカウンターがあります。
ベリーカウンターではプールやビーチ関連の商品販売と、マリンアクティビティの受付を行っています。

小道を進むと、ビーチサイドテラス(ドリンクなどを販売)、ビーチカウンターとプールがあります。
タオルはビーチカウンターで借りられます。

ビーチサイドプールには、小さい子用の水深の浅いプールがあります。
プール中央付近にある柵の奥側です。

子供用アームヘルパー。
水深の深い方。
水深50cmの浅い方。

身長95cm程度の娘でも立つと上半身は水から出るので、安心な深さです。

ウォーターキッズガーデン。

ウォーターキッズガーデンです。
大小様々なスライダーが設置されており、0歳から遊べます。
別途料金がかかり、大人3,300円、子供2,750円です。
GWやお盆などのハイシーズンは330円ずつ高くなります。

せっかくなので娘を遊ばせようと思ったのですが、17:00までということもあり、チェックイン日はスタッフさんにも止められ翌日にすることに。
翌日午前中から申し込みに行ったのですが、まさかのメンテナンス日で終日入れず。
残念でした…。

ガーデンプール

ガーデンプールはセンターエリア、レストラン棟に隣接しています。
ビーチサイドプールの方が人気なようで、こちらはほぼ貸切状態でした。
途中から二組ほど増えましたが、広いこともありそれぞれ気を遣うことなく遊べました。

ガーデンプールに続くゲート。荘厳で雰囲気◎。

カートでの移動の場合は、レストラン棟の駐車場を利用します。
滞在時はビーチサイドプールから、シャトルバスで移動しました。
こちらの画像の大きな門の前に停留所があります。

画像にも写っていますが、loopも置かれています。
こちらに限らず、敷地内にいくつかポートがありました。
そもそも子供との二人乗りはできないのですが、かなり割高な料金設定のためかほぼ利用されていませんでした。

パラディに隣接。

画像の左端の部分は階段が水中にあり、子供でも余裕で足がつく水深です。
娘が登ったり降りたりして遊んでいました。

貸切状態。

右端に写っているカウンターでタオル等借りられます。

撮っている箇所はバーのようになっていましたが、利用されていなさそうな雰囲気。ただ日陰になっていたので、重宝しました。

ビーチ

プライベートビーチのカヌチャビーチです。
ご覧の通り透明度は低く、いわゆるエメラルドブルーとは程遠いです。
ただ、波は穏やかで小さい子供でも安心して遊ばせられます。

少し沖の方向に進むと、急激に深くなります。
160cmない妻は足がつかないと言っていました。
また、底にはゴツゴツした岩や海藻があるので、サンダルを履いたままの方が良いです。

奥にカヌチャアクアパークがあります。
娘が行きたがったのですが、残念ながら6歳以上が対象で入れず。
時期により、4,000円前後で利用できるようです。

売店

売店は「カヌチャリアンショップ」と「おみやげSHOPみんみん」の二つあります。
カヌチャリアンショップの方が広く、日用品からお土産用品まで何でも置いてありました。
おみやげSHOPみんみんはお土産メインですが、パッと見たところこちらにしか置いていないものはあまりなさそうでした。
カヌチャリアンショップは何度か利用したので、ご紹介します。

カヌチャリアンショップ

メインストリート沿い、敷地の西側、ウィステリア棟内にあります。
この先がジャスミン棟なので、滞在時近くて重宝しました。

店舗内手前側は、飲食物と日用品が中心でした。

食べ物はインスタント類が中心です。

おやつ類も結構豊富に並べられています。

ドリンク類もスーパー並みに豊富。

アイスもありましたが、部屋で保存できないので注意が必要です。
店内には食べるスペースがありません。

子供用のオムツなども販売されていました。

衣類中心のコーナー。
お土産用の飲食物コーナー。

子供用のサングラスとブレスレッドを入手して、ご満悦の娘。
今も自宅でつけて喜んでいます。

洗濯機

棟の箇所でも記載しましたが、コインランドリーは以下4箇所に設置されています。

  • ノースウィング棟
    10台(うち3台はドラム式洗濯機)※両替機あり
  • オーキッド棟(4F)
    3台 ※別途洗剤の購入が必要
  • マグノリア棟(1F エレベーターホール)
    2台
  • ジャスミン棟(3F エレベーターホール)
    2台

滞在時にはジャスミン棟内にあることを知らず、ノースウィング棟のものを利用しました。
こちらもジャスミン棟の前の坂を少し下ったところにあり、近くて便利でした。

洗濯は妻がしてくれていたのですが、他のホテルにありがちな、全部埋まっていて使えないということはなかったそうです。
ドラム式の方の乾燥機は全然乾かないようです。
ただ、バルコニーに洗濯物を干すことが禁止されていないので、さほど問題にはなりませんでした。
禁止しているホテルが多い中で、これは助かるポイントです。

キッズスペース

キッズスペースはありません。
周囲にもスポットがないため、悪天候時、小さいお子さん連れだと過ごし方が難しくなります。
台風が来ると数日何もできなくなる可能性があるので、台風予測サイトなどを活用すると良いかと思います。
予測サイトを活用するようになってからは、一度も台風に遭遇していません。

カート・シャトルバス

敷地が非常に広いため、各所への移動は徒歩では厳しいです。
そのため、カートかシャトルバスの利用がほぼ必須です。

カートは普通に借りると24時間6,050円と高額です。
しかし予約時、ほとんどのプランに付帯しています。
もし差額があっても、高額でなければ付帯するプランを選択しましょう。

と言うのも、シャトルバスは待ち時間が長いためです。
どうも停留所をきちんと巡回しているわけではなく、タクシーのように乗客の希望に合わせて行き先を変更しているようでした。
乗ってからはその方が便利なのですが、停留所で待っている際は何分おきに来るのかの予測がつきません。
実際待ちくたびれて徒歩で移動しようとしたこともありました(歩き始めたら向かいから来たので急いで戻って乗りました)。

カートは運転免許が必要ですが、速度も20km/hほどしか出ませんし、操作も簡単です。
風を感じながらドライブがてら敷地内を移動している方がたくさんいました。
とても楽しいので、ぜひ試してみてください。

まとめ

Good or NotGood?

Goodです。
海やプールに入れる時期はVeryGood。
理由は以下の通り。

  • 客室が子連れで満たすべき4要素を満たしている(ジャスミン)
     -土足でない
     -寝室が分かれている
     -広い(40㎡以上が望ましい)
     -風呂トイレが別or大浴場あり
  • ビーチとプールの行き来が楽
  • 客室の広さの割に安い

再訪ある?

夏ならありです。
ただ一滞在ずっとではなく、「プールと海を満喫する丸二日間!」という感じで2泊くらいで泊まりたいです。

予約

予約はホテルのホームページからも可能ですが、楽天トラベルやじゃらん、一休.comなどのOTA経由の方がお得なことが多いです。
以下に簡単な特徴を記載します。

【楽天トラベル】
・メリット
 -「5と0のつく日」やスーパセール開催時は最安値となる宿が多い
 -他の楽天サービスも利用していれば、ポイント還元率が高い
 -掲載施設数が最多
・デメリット
 -セール時期以外は最安値でないことも多い
 -キャンペーンの適用のために申し込みが必要だが、かなり煩雑で抜け漏れが発生しかねない
 -掲載数が多すぎて、自身にあった施設を選びづらい

【じゃらん】
・メリット
 -スペシャルウィーク中は安い
 -掲載施設数が多い
・デメリット
 -最安値になるケースは少ない
 -割引にはクーポンの取得など申し込みが必要だが、煩雑で抜け漏れが発生しかねない

【Yahoo!トラベル】
・メリット
 -ほぼ常時10%offしており、いつでも最安値付近で予約できる可能性が高い
 -割引の適用に申し込みが不要
・デメリット
 -ペンションや民宿など小さい宿の掲載は少ない

【一休.com】
・メリット
 -高級宿(だいたい1泊5万円前後がライン)は最安値だったり、特典が設けられていることが多い
 -ダイヤモンド会員であれば、さらなる豪華特典が得られる施設も
 -掲載が審査制で、相対的にいい施設しか載っていないため、選ぼやすい
・デメリット
 -カジュアル寄りの施設は掲載されていない
 -掲載されていても、カジュアルめの宿は最安値でないことが多い

以上の特徴から、おすすめできるサイトは人によって変わります。
・旅行日まで余裕があり、セール期間中に忘れず確実に予約できる方→楽天トラベルorじゃらん
・できるだけ安くで予約したいが、待ったり何度もサイトチェックしたくない方→Yahoo!トラベル
・高級宿or一休のダイヤモンド会員→一休.com

僕は今回一休.comで予約しました。
価格だけでも一度以下からご覧いただければと思います。
もし予算内であれば、予約してしまうことをおすすめします。
よほど人気のない宿でない限り、早ければ早いほど安い傾向にありますので。
宿は多くの場合一週間くらい前まではキャンセルもできますしね。

以上、カヌチャベイホテル&ヴィラズの宿泊記でした。
記事に書ききれていない部分で気になったことがあれば、是非コメントかSNSで連絡をください。
わかる範囲でお答えします!

では、皆様の沖縄旅行が少しでも快適で素敵なものになりますように…。

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